「地域のトップリーダーを繋ぐⅡ」第4回講義

7月8日(月) 5限に「地域のトップリーダーを繋ぐⅡ」第4回講義(通算11回目)が行われました。

今回は「食」をテーマに、夫の慎一氏とともに長野県木曽郡木祖村にて酒蔵を営む、湯川酒造店社長の湯川 尚子氏にご講演をいただきました。

全国で一定レベル以上の酒を造るようになった現代において、「差別化」ではなく、自社のアイデンティティを追求し続ける「個性化」を掲げる湯川氏は、「伝統とは時代と変化をともにし、つながるものである」と話します。会社も酒も、地域の愛着・誇りになるためには、変化し続ける必要がある、とする湯川氏からは、決意が感じられました。

能登地震を踏まえつつ、これからも木曽の地で酒造を続けられるように、持続可能な酒造り、エシカルな酒造り、連携する酒造りのための変化を続けています。

次回は、今回ご講演いただいた内容をもとに、学生の間で議論を行います。