「地域のトップリーダーを繋ぐⅠ」第6回講義

5月27日(月) 5限に「地域のトップリーダーを繋ぐⅠ」第6回講義が行われました。
今回は、能登地震を踏まえた特別回として、田谷漆器店の十代目の田谷 昂大氏をゲストにお迎えし、ご講演をいただきました。
ご自身の職業を「塗師屋(ぬしや)」と説明する田谷氏は、輪島塗の継承と発展に向き合う中で、変革すべき部分は変革しながらも、輪島塗の「高級」「古い」といった印象をそのまま後世へと伝えることも大事にしているということです。今年一月の能登地震では自身も被災し、一時は心が折れそうになったといいます。震災後、身近な人々と交流する中で、再起の決意表明をするとともに、塗師屋としてのあるべき姿を模索しながら、能登、そして支援者への恩返しへ活動を続けているそうです。
最後には、地域のトップリーダーの姿に学ぶ学生たちにエールを送ってくださいました。

次回は、本講義のまとめとしてグループワークを行います。